【すぐに書ける】エンディングノートの「クレジットカード」の書き方

目次

なぜクレジットカードについて書くのか

クレジットカードは日常生活で欠かせない一方、ご本人に万が一のことがあると、家族は「どのカードを持っているのか」「どのような手続きが必要なのか」が分からず、対応に迷ってしまうことがあります。カードの存在に気づかないままでいると、不要な年会費の引き落としが続いてしまう場合もあります。

そして、本人のカードに紐づいて発行されている家族カードやETCカードがある場合、カードの利用停止や解約の手続きに伴い、家族の支払いや車での移動に影響が出る可能性も考えられます。

「どのカードがあるのか」という最低限の手がかりを残しておくことは、残された家族が確認や解約の手続きを進める際の助けになります。

クレジットカードについて書くときのポイント

カード番号の全桁や暗証番号は書かない

家族の手間を省こうとして、カード番号の全桁や暗証番号、セキュリティコードなどをノートに直接書き留めることには、防犯上のリスクや漏洩の懸念が生じます。カード会社名やカード名称とカード番号の下4桁でも、家族がカードを特定する手がかりになります。

決済しているサービスについてはここで書かなくてよい

クレジットカードで支払っているサービスは、「契約しているサービス」のページで整理することをおすすめします。ここに契約しているサービスまで書いてしまうと、情報量が多くなり、かえって見づらくなってしまいます。

是非とも書いておきたい項目

家族が保有しているカードの存在を把握し、必要な確認や手続きを進めるために、優先して残しておきたい情報です。

カードの名称・国際ブランド

「楽天カード」「三井住友カード」などのカード名称と、「VISA」「Mastercard」などの国際ブランドを書いておくと、カードを特定しやすくなります。

カード番号(下4桁のみ)

同じ会社のカードを複数持っている場合でも、どのカードかを確認する手がかりになります。

書いてあると助けになる情報

基本の項目に加えて、さらに書き残せるゆとりがある場合に添えておくと、家族が手続きを進める際の負担を減らす参考になる情報です。

家族カード・ETCカードの有無

家族カードは本会員である本人のカード解約に伴い使用できなくなります。そのため、家族が利用している家族カードやETCカードがある場合は、事前に把握できるよう記載しておきましょう。

年会費の有無や引き落とし月・更新月

不要な年会費が発生する前に、解約の手続きを進めるための参考にしてもらえます。

引き落とし口座

カードの利用状況や、今後確認が必要な口座を把握する手がかりになります。

カードの保管場所

カードの解約手続きが完了した後は、カードそのものを保管しておく必要性は低くなります。しかし、解約手続き前にカードを確認したり、不要になったカードを処分したりする際には、保管場所が分かると家族の助けになります。

ただし、「書斎の上から2番目の引き出しの封筒の中」のように細かく限定しすぎると、防犯上のリスクにもつながります。

記載例

ノートのスペースに書く際の、シンプルな記入例をご紹介します。

カードの名称:三井住友カード
国際ブランド:VISA
カード番号(下4桁): 1234
備考:引き落とし口座 〇〇銀行 □□支店
   家族カードあり(配偶者が利用)
   ETCカードなし

まとめ

クレジットカードの情報を整理する際は、全ての利用明細や過去の履歴まで細かく書き出そうとすると、途中で負担を感じてしまいがちです。まずは「どのカードがあるのか」を家族が確認できる最低限の手がかりを残すことから始めてみてはいかがでしょうか。

なお、クレジットカードを解約しても、紐づいているサービスの契約が自動的に終了するわけではありません。契約しているサービスについては、別のページで情報を整理しておきましょう。

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この記事を書いた人

北九州市・小倉南区を中心に、理学療法士の経験を持つ行政書士として、シニア世代とそのご家族が笑顔で未来へ進むための『健康終活』をサポートしています。 エンディングノートの書き方や遺言書の準備で「我が家の場合はどうすればいい?」と迷われたら、まずは近所の相談相手として、お気軽にお声がけください。

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